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[2004.01.20]
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映画を買うとき
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▼映画にもやっとダウンロードサービス登場--DVDクオリティで、保存可能(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20063731,00.htm
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全国のツタヤなどのレンタルビデオ屋の売り上げを,全部かっさらえるとなれぱ,この動きが一般化するのはそんなに先の話ではない。
quote:オンライン映画レンタル会社のムービーナウ社が,購入した映画をダウンロードし,そのまま保有できるサービスを始めた。この映画は,ウィンドウズメディア形式のデジタル権利管理で保護されている。
以前スティーブ・ジョブズがなにかのインタビューで,オンライン音楽販売で成功したのだから,今度はiPodで動画もみられるようにし,動画を売ったら? と訊かれて,動画はダウンロードに時間がかかるのでダメだ,と答えていた。さっぱり使えないプロテクトをなければ音楽でも動画でも売れるのは確かだが,それなりの(たとえばテレビでも問題なくみられるほどの)クオリティを維持しようとすれば,1本の映画なら1GB近くになる。買い手側がブロードバンドでDSLユーザーだったとしても,多少のストレスは感じるかもしれない。再生する環境も,マックだとG4 800MHz以上とか,ある程度以上が必要になる。
でも,ブロードバンド環境が米国より進んでいる日本で,ファイル共有でダウンロードされるファイルの数は,音楽より動画(DVDイメージも含めて)の方が圧倒的に多い。音楽も動画も出版も,どうせ全部最終的にはネット経由ですべて配布することになるんだから,あとは早い者勝ちだ。でもムービーナウのサイトをみると,映画をダウンロードするのにかかる料金は1本15ドル(2000円弱)とやや高い。これでは一般の人は手を出さない。まぁあとは買った動画を手軽にみられるハンドヘルド機を用意するとか,DVD-RにDVDビデオとして焼けるとかそういう手筈を導入することが必要で,それにはやっぱりアップルがいちばんの有力候補かもしれない(iPodでMP3エンコ料を払っているように,ムービーiPodでMPEG2エンコ料の支払いをすませられる,かな?)。
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